カテゴリ:安曇野・風景散歩( 58 )

明科廃線跡歩きⅡ

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昨年5月に紹介した、篠ノ井線の廃線跡に残されたトンネルが整備され歩けるようになったので早速行ってきた。明科駅から国道403号線を聖高原方面に向かい約15分、池桜地区の入口の国道端に広い駐車場がある。ここは第二白坂トンネルのすぐそば。
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トンネルの入口付近はきのこ栽培に使われていたということでごみが散乱していた。トンネルの奥は崩れているということで入れない。25年ほど前歩いた時は怖いけど面白かった。2km程の長さがあり、真ん中まで行けば前も後も出口の明かりが見えず真っ暗、本当に出口があるのか不安になったものだ。水もたまっていてまだ撤去していなかったレールの上をそろそろ歩いた。
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少し西に下り山道を見つけて南側斜面を上る。10分ほどで大崩という地名の集落に着く。廃屋が点在する中に住んでいる家もあった。
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廃屋となった家の庭にミズバショウがひっそりと咲いていた。
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蝶が岳から有明山にかけての白い峰峰が良く見える。ふきのとうを取りつつ展望の良い道をどんどん下る。先に上っておいて正解だった。20分ほど進んでから再び山道に入り下ると、廃線跡に飛び出た。修復され通れるようになった漆久保トンネルのすぐそばだった。あてずっぽうに歩いたのにいつもながらのカンの良さに拍手する。
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新聞やTVで報道されたため、出かけてくる人も結構いるようだ。
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長さは53m、レンガ積みでできている。明治33年ごろに作られた。
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20分位歩いて車に戻った。
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by azuminoyh | 2009-04-09 21:46 | 安曇野・風景散歩

のどかなり

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安曇野にもようやく春が来た。暖かかった冬もここに来て寒い日が続き雪も降ったこともあった。
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わさびの花はおひたしにするとツーンと鼻に来る辛味がある。
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桜の開花ももうすぐ。
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田淵記念館の前に咲く連翹。陽光に鮮やかな黄色がまぶしい。
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ナズナはおひたしにして食べる。少し土の香りがする。
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左大滝山、右は蝶が岳。蝶々の雪形は今年は雪が少なかったから5月半ばごろになりそう。
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有明山と白く雪を頂く餓鬼岳。
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爺が岳から白馬岳へずらっと並ぶ峰々。さすが北部の山は残雪が豊富。
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by azuminoyh | 2009-04-07 21:19 | 安曇野・風景散歩

歩く旅・池田から大町へ

信濃松川駅近くに車を置いて、安曇野の東に続く低山”大峰"の山麓を歩いた。この道は塩の道と呼ばれる旧千国街道である。
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残念ながら往時の街道の風情はないが、僅かに石仏の数の多さに歴史の古さが偲ばれる。
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道沿いに国宝"仁科神明宮”がある。ちょうど居合わせたお爺さんがいろいろと説明してくれた。370年くらい前の創建で、松本藩主松平氏が建てたけれど貧乏藩だったので建て替えができず、最古の神明造ということで国宝に指定された。国宝指定の神社は珍しく、東日本ではここと日光東照宮のみと聞けば改めてその価値の高いことに納得が行く。樹齢数百年の杉の巨木に囲まれている。
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徐々に晴れてきてもう少しで頂上まで見えるようになってきた。風は少しあるけれど歩いていると汗ばむほど。
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左爺が岳、右鹿島槍が岳。大町市街に近づいてきた。久しぶりの歩きで足も重くなってきた。
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蓮華岳。
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わすかなところで電車に乗り遅れ時間つぶしのため街をぶらつく。ここは塩の道博物館。
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日曜日のためしまっている店が多くただでさえさびしい通りが、完璧なシャッター通りになってしまっていた。
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by azuminoyh | 2009-03-30 21:10 | 安曇野・風景散歩

碌山美術館の紅葉

安曇野は紅葉のまっ盛り。碌山美術館は小さな庭に様々な樹木が植えられているので、この時期は特にきれいです。
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美術館では生誕120周年の中原悌二郎の彫刻作品展が開催されている。(11月24日まで)
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 中原 悌二郎     若きカフカス人に
三十数年前、碌山美術館は小さくひっそりたたずみ、
庭も付属館も自由に出入りできた。
そこに「若きカフカス人」は居た。すこしほこりをかぶって。
若かった私は、芥川龍之介がこの像について
「誰かこの若者に惚れるものは居ないか、この若者は未だに生きているぞ」と書いているのに魅かれて、観にきたのだ。
そして私は一瞬にして恋に落ちた。
気高く、りんとして、若々しく、無言なのに多くを語りかけてきた。
碌山美術館に出かけるたびに君を見た。時には蔵に入っていたね。
そして今、堂々と中原悌二郎は生誕120周年記念展の中心として正面に立っている。
若々しく、りんとして、晴れがましく      《ふさえ》
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by azuminoyh | 2008-11-07 00:11 | 安曇野・風景散歩

大かえで

YHから車で30分あまり走った大峰高原に有名なかえでの大樹があります。全木が一度に紅葉しないで部分的に変化して行きます。
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後方に聖山が浮かび、展望のよいところです。この時期は見物客が絶えることはありません。
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by azuminoyh | 2008-11-01 23:22 | 安曇野・風景散歩

秋の散歩

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さわやかな秋の風に誘われ、夫と散歩に出かけました。道端にはコスモスが咲き乱れ、ノコン菊ヤアキノキリン草などもひっそりと咲いていました。
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少し林の中に入るだけで、こんな清流沿いを歩くことができます。安曇野に住んで30年余りになるのに、街育ちの私は、わくわくする気持ちをおさえられません。
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木々も色づき始め、紅葉ももうすぐです。
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by azuminoyh | 2008-10-10 22:37 | 安曇野・風景散歩

安曇野の里

JR柏矢町(はくやちょう)駅の東500m程の所に”安曇野の里”という名の観光スポットがある。豊科インターへ向かう道筋でもある。
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ここの目玉はなんと言っても”安曇野ガラス工房”で、多摩美術大学で学んだアーチスト達の製作風景を間近に眺められること。炉で熱したガラスを様々な形に変化させてゆく行程を見ていると、時間がたつのも忘れてしまう。吹きガラス体験もできる。作品の販売もしている。ホームページはこちら http://www.azumino-glass.com/
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隣接して立つのは”田淵行男記念館。山岳写真の第一人者で、高山蝶の研究家でも会った彼の作品を展示している。(月と祝翌日休)
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静かな森に囲まれた湧水池もある。わすれな草がいっぱい咲いていた。
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こちらはレストラン”チロル” 陶芸、ステンドグラス、皮細工、ほか安曇野に住んで手仕事をしている作家達の作品を展示即売している。カレーや手作りソーセージなど料理もおいしい。階段下では、くみ上げた”安曇野のおいしい水”を飲むことができる。
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とんぼ玉でアクセサリーを作る工房もある。
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すぐそばを流れる万水川(よろずいがわ)の土手は緑の木陰を行く道。大王わさび畑まで歩いて40分くらい。車も通れるが、未舗装だし対向車が来るとすれ違いに苦労するので、車の通行は避けたほうが無難。
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by azuminoyh | 2008-06-08 23:01 | 安曇野・風景散歩

松本湧水めぐり

湧水めぐりツアーの報告。前日の雨がうそのように晴れ、絶好のツアー日和。カタクラモールに車を置きまず槻井泉神社の湧水へ。神社と言っても小さな祠があるだけ、社叢もない
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ケヤキの巨木の根本から懇々と水が湧き出している。このあたりの地名の清水はここから取られたという。
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市街地唯一の醸造所”善哉酒造”の前にある湧水。この水を使って作られる「女鳥羽の泉」は中口のおいしいお酒。
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鯛萬の井戸。ここは背の高いマンションのすぐ横、細い路地の先にあリ、見つけにくいところにある。
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伊織霊水、道端にある。
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源地の水源地、江戸時代からの町屋の水源で、今も使われている。
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源地の井戸、水を汲みに来る人がひっきりなしに来た。この水でお茶やコーヒーを入れるとおいしいそうだ。
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すぐ脇の歯医者さんのオブジェ。
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料理屋さんの店先。贅沢にどんどん流れている。
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蔵の街、中町にある会館の前の井戸。ポンプを押せば水が出てくる。
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観光スポットだけに人が歩いている。
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女鳥羽川を渡った縄手通りにも湧水があった。このとおりは縁日のようなにぎやかさ。
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ランチは縄手通りの西100mほどにある”とと丸”へ。昨晩本でチェックし、衆議一決した店である。これで890円、右上は既に食べてしまった茶碗蒸し、「もってけドロボー」価格といっていい。うまかったなぁ。限定20食。11時半からオープン。
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辰巳の庭
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下町会館の脇の湧水、この辺りレトロな建物が多い。
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お堀端はお医者さんのレトロな建物が並ぶ。その中でも目を引く医院。
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総堀を埋め立てた時に湧き出した、北門の井戸。
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北馬場柳の井戸。こちらもお城のすぐ北。
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橋を渡って二の丸御殿跡へ。
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なんとお堀の中にも水が湧き出していた。常念岳は松本から遠望すると端正な三角形をしている。
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謎の鉱泉”塩井の湯”営業は3時からと言うことで早すぎて入浴できず。でも中に入ってもいいと言うことで遠慮なく侵入した。
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女湯だぞ。タイル絵は松本城らしい。
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レトロな調度品を見ていると嬉しくなる。
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番台に座った!60にしてついに夢が叶った。これでこの世に思い残すことはなくなった。
10時スタートで昼食をはさんで終着は2時半、店を冷やかしたりしながらゆっくり歩いてこの時間だからたいした距離を歩いたわけではない。でも面白かった。感心したのはどこもきちんと整備され、小さな公園のようになっているところも多かったことと殆どの水が飲用できたこと。それにどれも水量が多かったことも。どんどん湧き出てくる水が、街中の小さな水路を勢いよく流れてゆくのを見るのは楽しい。皆さんも車を置いて、水めぐりをしてみてください。
《この湧水群が平成名水100選に選ばれた》
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by azuminoyh | 2008-06-01 23:34 | 安曇野・風景散歩

バラが見ごろ 

豊科近代美術館のバラ園が満開となった。この美術館は高田博厚の彫刻を展示し、なかなか見ごたえのある美術館だが、ヨーロッパの中世修道院を模した建物もよく、したがってバラもよくマッチする。バラの種類もたくさん植えられていて、ネームプレートもそれぞれにつけられている。言葉は無用、美しい写真をしばし眺めて見てください。
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by azuminoyh | 2008-05-29 00:30 | 安曇野・風景散歩

篠ノ井線廃線跡歩き

明科駅の少し北、篠ノ井線が付け替えられその跡地が歩けるので散歩に行った。
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国道19号から403号に入り二本目の、山に入ってゆく道をほんの少し少し入ったところに車を置く。踏み跡をわずか下れば廃線跡に出る。残念ながらトンネルは入れない。
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レールも枕木も撤去されているが、放置された電柱が転々と並んでいる。ほぼ平で、新緑がまぶしい気持ちの良い道が続く。振り返れば常念岳が見えるところもあった。
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毎年四月に長野で会議があり、みずみずしい緑のトンネルを抜けて列車が走っていった光景は忘れられない。
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現在の路線は明科駅を出るとすぐトンネルに入り、隣の坂北駅まで殆ど暗闇を走るようになってしまった。
20年ほど前、明科から坂北まで全長10キロ余りを完歩したことがある。そのときはトンネルも開放されていた。一番長い白坂トンネルは2キロ近くあり、水がたまっていたりして難渋した。トンネルを進むにつれ、はいり口のあかりがどんどん小さくなってゆき、やがて見えなくなった時はちょっと怖かった。出口がないんじゃないだろうか?などと軽口をたたきながら暫く進むと、針の先ほどの明かりらしきものが見え、段々それが大きくなりほっとしたことを覚えている。スリリングな体験だった。
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鉄道の遺物がそこここにあるのは楽しい。道路ではないので沿道に家は殆どないけれど、時折道が交差し人家もある。次のトンネルまでの約3キロ位歩いて引き返す。このトンネルはすぐ脇に山道があり、乗り越えて更に先に進むこともできる)こんな短いトンネルは歩けるように整備してくれると嬉しいのだが・・・・・・・。
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帰りは部落に向かう道をとり寄り道をする.上ったり下ったりけっこうハード。常念が見渡せる眺めの良いところもあった。
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車に戻るまでの2時間半のショートトリップだった。面白かった。
〈廃線跡を歩いて〉
トンネルから次のトンネルまで、不思議な道を歩きました。新緑に囲まれた廃線跡。明るい日差しが降り注ぐ中、誰も通らない道を夫と二人歩いていると、現実の世界とは思えなくなってきました。
北のトンネルはレンガ造りで、千と千尋の神隠しそれとそっくりで、この先に何があるのだろうかと覗き込んでしまいました。
廃線跡歩きはとても魅力的です。心の隅に残っている冒険心を掻き立てられます(ふ)
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by azuminoyh | 2008-05-19 00:34 | 安曇野・風景散歩