小豆島八十八か所遍路 ①

知多半島に続き小豆島を歩きに出かけた。
神戸からも岡山からも船が出ているが一番便利そうな姫路からのフェリーに乗った。
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姫路駅からバスで20分ほどの姫路港から往復2890円、100分の船旅。
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20人ほどしかのっていない。がら空き状態。
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昼時なので早速讃岐うどんを食べる。美味しかったが450円は高いね。
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だんだん小豆島が近づいてきた。けっこう高い山が見えるが、果たしてどこまで登るのだろうか?
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島の東部に位置する福田港に到着。港の近くのお店でパンなど買いたかったのだが店が見当たらない。けっこう家があるのに皆さんどうしてるんだろ?仕方なく早速歩き始める。(後で農協の店を教えてもらいなんとか購入できた)最初は83番福田庵で無住のお寺。
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次いで84番雲海寺、ここで納経帖(御朱印をもらう)を購入した。シカやイノシシ猟をする人が山に入っているので気を付けるように、とご住職に言われる。今日歩くのは道路なので心配はないが山に入るときはちょっと怖い。二人とも黒い上着を着ているので。
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86番当浜庵、ここも無住寺。左に海を見ながらの国道歩きだが、車は少ししか来ないので怖さはない。でも海沿いの道とはいえけっこう上り下りがある。ところどころに人家がかたまってあるが店やレストランは皆無。
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徳川家光が大阪城を築城したときはここから石を運んだらしい。のみの後が残った石があった。
88番楠霊庵がある楠には以前ヘルパーをしてくれたよしかちゃんが住んでいて出迎えてくれた。
今日は6つのお寺、4時間半、11キロ歩いた。
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泊まったホテルの部屋からの内海湾(うちのみと読む)の眺め。夜通し漁船が明かりを灯し漁をしていた。朝方は曇っていたが歩いているうち晴れてきた。
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3番観音寺、ここから山登りとなる。
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壷井栄の詩碑。”桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年”
後ろに見える山の右端、なだらかな山のあたりまで登ることになるとはこの時は思いもしなかった。
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生田春月の詩碑、春月が瀬戸内海に身を投げた時の辞世の歌が彫り込まれている。
” 甲板にかゝってゐる海図。-これはこの内海の海図だ-じっとそれを見つめてゐると、一つの新しい未知の世界が見えてくる。普通の地図では、海は空白だがこれでは陸地の方が空白だ。たゝ゛わずかに高山の頂きが記されてゐる位なものであるが、これに反して海の方は水深やその他の記号などで彩られてゐる。これが今の自分の心持をそっくり現わしてゐるやうな気がする。今迄の世界が空白となって、自分の飛び込む未知の世界が、彩られるのだ。 ”当たり前だけれど詩人は死ぬ時でも詩人のままなのだなぁ。
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ほんの少しだけ昔ながらの遍路道が残っている。
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3番の奥の院隼山からの眺め。標高300m位はあるらしい。こんなに上るとは思わなかった。
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1番洞雲山に行く途中からの眺め。手前の街が坂手、奥に伸びている半島の先に”二十四の瞳”の舞台となった分教場がある。その右が内海湾。
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1番洞雲山の一角にあるお堂。ここは岩山をくりぬいてお堂がある。(写真とは別でずっと大きい。3階建てくらいの高さがある)驚いたことに堂守がいた。ここは歩いてしか行けないところ。聖地なのでお堂の中の写真はどこも撮ってないのでお見せできないのが残念だ。またここは近年になって岩肌に観音様の像が浮き出てくることで有名になっている。名付けて”夏至観音”6~7月の夕方現れるという。日光の角度によるのでほんの数分だけしか現れないから余程運が良くないと拝むことができない。興味がある方はこちらを見てください。http://www.town.shodoshima.lg.jp/olive_station/geshikannon26.html
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2番碁石山。写っているのは入り口だけで、本堂はは完全に洞窟の中にある。広さはうちの食堂よりも広かったような気がする。ここもきれいな女性が番をしていた。近くまで車で来れるとはいえ、人が来ない季節なので怖くないのかな?
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内海湾を見下ろす。ここから下に見える部落方面に下る。
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これが遍路道だけど完全に山道だね。
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醤油づくりで有名な醤の里、苗羽地区。
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9番庚申堂。お寺に着いたらまず鐘をついて到着を知らせるのが作法らしい。でも家があるところでは迷惑なのであまり音を立てないようにそっとついた。小さな音でも空気を震わせてだんだん音が消えてゆく様はとても気持ちが良い。
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by azuminoYH | 2016-03-14 23:35 | 旅行記
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