ドイツ 2

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ハイデルベルクで素晴らしいカルメンを観た。
奔放に生きる魔性の女カルメン。演じるはMartinezという歌手で、南米チリの出身という。カルメンはジプシーなので欧米人とは顔立ちが違うイメージがある。彼女は肌も少し浅黒く全く違和感がない。(もちろんメーキャップのせいかもしれないが)声にも凄みがある。つまりなにから何までまさにカルメン。こんな女なら身を滅ぼすほど惚れても仕方がない、と思わせる容姿と演技、歌唱だった。
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こつこつと靴音を響かせて登場した指揮者を見て驚いた。なんと若い女性の指揮者だった。元気いっぱい腕を振り回し、きびきびと音楽を運んでゆく。かっこいい指揮振りを横目で見ながら舞台を見た。
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Mirga Grazinyte-Tylaという名のエストニア出身の26歳!
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座席が最前列右端で舞台も指揮姿もどちらも良く見える席だったのです。この劇場は仮設の劇場で簡易椅子、場面転換もなく舞台装置も変わらないという、旅の公演さながらの舞台だった。でもオケピットとの間のベニヤ板に足を当てていると楽器の音圧で震えが伝わってくるなどと、思いがけない楽しみもあり、2度とできないオペラ体験ができた。
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ちょっとぼけているが天井を写したもの。いわゆるテント公演というやつですね。それにしてもこんな小さな都市でもオペラ公演が月に数回もあるというのは全くもってうらやましい。だからこんな若い指揮者にも機会が与えられ場数を踏んでゆけるのだろう。彼女はつい最近ザルツブルグの指揮者コンクールでも優勝しており、その自信も感じさせるような指揮ぶりだった。このホールでは既に何度も振っている様で、最後の暖かい拍手がそれをものがたっていた。
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ハイデルベルクは緑に囲まれた美しく活気のある街だった。
舞台写真は劇場のページから、指揮者の写真は本人のページから転載しました。
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by azuminoYH | 2012-06-19 16:50 | 旅行記
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